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[ Japanese / English ] ■□■□
日時: 2005年9月18日 16:00開演 (15:30 開場)
場所: 兵庫県立 人と自然の博物館 ホロンピアホール
〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目
交通案内(http://hitohaku.jp/top/visitor_info.html
料金: 入場無料(どなたでもご覧いただけます)
主催: 三田メディアフェスティバル実行委員会
共催: ICEC実行委員会,EC実行委員会
協力: 関西学院大学,チームつかもと,その他依頼中
音響: ホットスタッフ
関連イベント: International Conference on Entertainment Computing
http://ist.ksc.kwansei.ac.jp/ICEC2005/

プログラム

1.ミニレクチャー

2.VJとDIPSによるインタラクティブ・パフォーミングアート
「rebound, reflection, repercussion and residue」

(休憩)

3.ウェアラブルコンピューティング・ファッションショー

<ACT1> ウェアラブル音楽ショー

<ACT2> クリエーション

<ACT3> 日本の雅とマトリックス空間

(演目は変更になる場合があります)

出演者紹介

伊勢友一(いせ・ゆういち)

国立音楽大学卒業.打楽器を上野信一,岡田知之,中村祐子の各氏に師事.現在,ソロ,室内楽,オーケストラにおいてクラシック音楽から現代音楽,コンピュータ音楽,即興音楽など幅広いジャンルで活躍中.さらに建築家,デザイナー,ダンサー等,音楽を越えたコラボレーションやパフォーマンスにも精力的に参加し,レコーディングにおいても様々なアーティストと共演している.2001年4月に放送されたTBS50周年特別企画「地雷ZERO〜21世紀最初の祈り」においては,坂本龍一氏の呼びかけにより制作された地雷ゼロキャンペーンソング『ZERO LANDMINE』のCD制作に参加,同番組に出演.自身でもこれまでに3枚のソロ打楽器アルバム『recordor』(国立音楽大学音楽デザイン学科共同制作/1997),『[cut]』(yu-ism/1999),『Life ミin the neverending flow of time』(momonga.lab/2001)をリリースしている.また,多くの打楽器アンサンブルのための作品やモダンバレエ,新体操のための打楽器音楽を作曲するなど作曲家としても活動を続けている.

(photo by Hiroshi Kiuchi)


松田周(まつだ・しゅう)

作曲家/エンジニア.
1974年,岡山に生まれる.作曲,コンピュータ音楽とコンピュータプログラミングを莱孝之,エリック・オニャ,コート・リッピ各氏に師事.1999年,北京で開催された国際コンピュータ音楽会議(ICMC)に入選したほか,多くのコンピュータ音楽作品,映像を伴う作品が世界各国で演奏されている.1994年開発のビデオキャプチャー楽器/遊具「Edge」,1997年より開発を続けているインタラクティブ・マルチメディア・アート創作ツール「DIPS」に関する論文がICMCに度々入選.国立音楽大学大学院修了後,デンハーグ王立音楽院ソノロジーコース(オランダ)に留学.現在,デジタルアートクリエーションにてソフトウェアエンジニア,くらしき作陽大学,尚美学園大学にて非常勤講師を勤めている.


VJ YUTORIS

2003年結成. 映像・音楽各分野にて活躍中のメンバーによる 「映像を奏でる」 視覚インタラクティブパフォーマンスチーム.独自開発のソフトウェアと各種デバイスによるパフォーマン スにより,視覚,聴覚の拡張と増幅を追求している


大江瑞子(おおえ・みずこ)

ファッションデザイナー/ウェアラブル研究開発機構(チームつかもと)副理事長/上田安子服飾専門学校顧問.
ファッション教育を柱に,クリスチャン・ディオール,バレンシァガ, ジバンシィ等のオートクチュール技術を学ぶ一方,クリエイター活動 を始める.オートクチュール・プレタポルテや,さらなるウェアラブルコンピュータ ファッションを手がけて5年が経過.“着る音楽ショー”などのエンターテインメントな作品から,ヘッドマウント・ディスプレイとPCおよびカメラによる機能をベースにした商品開発作品,PCバッグなどの商品ビジネスに携わる. ウェアラブルコンピュータの世界にファッションデザインの重要性を訴えて いる一人でもある.


チームつかもと

「チームつかもと」とは?
神戸大学工学部電気電子工学科塚本昌彦教授を中心とした,ウェアラブル・ユビキタス・HMD(ヘッドマウントディスプレイ)に関する産官学連携の研究開発チームです.
http://www.teamtsukamoto.com/

ご挨拶  理事長 塚本昌彦(神戸大学工学部電気電子工学科 教授)

コンピュータをいつでもどこでも使うユビキタスコンピューティング時代の主役は,コンピュータを身につけるウェアラブルコンピューティングです.

さまざまな要因でウェアラブルコンピューティングの普及は業界関係者の予想から遅れていますが,ケータイ,デジカメ,ノートパソコンなどモバイルマルチメディア通信技術を利用する機器が十分に浸透した今,(1) これらを生活や現場作業の中で常時利用でき,(2) ハンズフリーで別の作業などが行えるというウェアラブルコンピューティングのメリットが強く必要とされるようになっています.さらに,人々がウェアラブルコンピュータを装着して利用する姿は,(3) 時代を象徴するものとして非常に目立つという意味で,イベントやメディア報道において効果的に利用できるということも言えます.
「チームつかもと」では,このような観点に基づき,短期間のうちにウェアラブルコンピューティングを普及させ,大きな市場を立ち上げることを目標として,イベントやエンターテインメントを中心とした幅広い活動を行っていきます.

多数の方々のご参加,あるいはご支援をお待ちしております.


福地健太郎(ふくち・けんたろう)

電気通信大学情報システム学研究科 助手.
コンピューターサイエンスの研究者として主にユーザーインタフェースの研究に従事するかたわら,研究成果を応用したインタラクティブ作品を製作している.2001年に発表した 「EffecTV」は,カメラの前の人の動きに反応する奇抜な映像効果で好評を博し,世界各地で VJ や演劇などに使用されている.人体形状センサ SmartSkin を応用したビデオゲーム「Marble Market」はお台場の Sony Explorer Science に常設展示されている.