10 6月

発表募集:エンタテイメントコンピューティング2022

エンタテインメントコンピューティング2022(EC2022)の開催についてご案内いたします。 皆様からの積極的なご投稿をお待ちしております。

開催概要

開催日程:2022年9月1日(木)~9月3日(土)
開催形態:ハイブリッド形式
現地会場;福知山公立大学(京都府)
オンライン: Zoomを予定
発表申込締切:2022年7月3日(日)
原稿提出締切:2022年7月28日(木)
ウェブページ:http://ec2022.entcomp.org/

EC2022のテーマ:体験のデザイン

本シンポジウムは、エンタテインメントコンピューティング(EC)のための新技術、ECの新しい可能性、ECと人や社会とのかかわりなどをテーマとする学術会議として2003年より毎年開催され、本年が20回目になります。本年はテーマを『体験のデザイン』として、福知山公立大学(京都府)とオンラインでのハイブリッド形式で開催いたします。

コロナウィルスとともに生きる時代も3年目となりました。好む好まざるに関わらず、また行きつ戻りつの感染状況に翻弄されつつ、働き方や人と人との交流の仕方においての大転換に試行する日々が続きます。オンラインによる交流環境の急速な認知・普及は、その際たる変容の一つでしょう。オンライン中心の生活・仕事・研究環境が整備されていく中、エンタテインメントの世界でも着々と新しい技術革新が進んでいます。一方、人々の「直に会いたい、実物を体験したい」という渇望は、コロナ禍以前にもまして強くなっていくばかりです。

エンタテインメントは、まさに「人々が集まって体験や知識を共有する」コミュニケーションを前提として、長い歴史を積み重ねてきました。記録と通信に関する技術革新によって、体験のための距離と時間の制約についてはそれなりの自由が効くようになりました。このような状況を踏まえると、「体験すること」そのものに関してはリアルとオンラインそれぞれの環境に応じたデザインが必要で、ともにまだまだ発展の余地があります。

そこで、20回目となるEC2022では、リアル、オンラインそれぞれで実現しうる「体験のデザイン」をテーマとして、開催形態・発表形態・各種研究に関する知見・議論を深めるための場をハイブリッド形式で行います。「体験のデザイン」には複数の目的・ゴールがあり、多様な議論が可能です。もちろん、それに限定されない魅力的な提案も合わせて募ります。エンタテインメントコンピューティングの発展に向けて、未来を刺激しうる、皆さまの先進的かつ幅広いEC研究の発表をお待ちしています。

発表形態

発表種別現地発表オンライン発表Qualificationエントリ提出資料
口頭発表(ロング) × 原稿6~10ページ
口頭発表(ショート) × 原稿2~6ページ
デモ発表[一般]
・画面操作中心のソフトウェアシステム
・外付デバイスを用いたハードウェアシステム(VR機器を含む)他
・オンライン空間での動作を前提としたシステム▽
○ ★ ○※ 原稿2~6ページ
デモビデオ(任意)
デモ発表[実演]
・ 提案システムを用いて、発表者によるフルパフォーマンスが可能なもの
○ ★ × 原稿2~6ページ
デモビデオ(任意)
ポスター発表[展示]
・ ポスター and/or 動画を用いた説明・展示のみ行う場合
○※ 原稿2~6ページ
デモビデオ(任意)

★申込〜原稿〆切の期間中に、現地での使用機材・環境希望についての情報をなるべく早く提出してください。
※オンライン発表の場合、発表者の側からご自身で適切な画面共有・中継を行う必要があります。
▽参加者に、ヘッドフォンやマイクを除く外部機器の装着を期待する場合は、現地発表を推奨します。

Qualification制度

ECシンポジウムにおけるQualification 制度(https://ec2022.entcomp.org/qualification/)では、発表者は提案するエンタテインメントの枠組みの説明(EDA)を投稿時に提出し、審査委員会がデモあるいはビデオ等を通じてどのように実現されているかを会場にて確認します。

EC2022においては、現地&オンラインでのハイブリッド開催であることを踏まえての審査形態を検討中です。審査委員会としては、現地・オンラインいずれの場合でも、その形態であるからこそ輝くような体験を提供できるエンタテインメントシステムの実現と発表を強く期待しております。 Qualification を希望される発表につきましては、審査委員を対象に、現地・オンラインいずれかの形でのデモを行って頂きます。具体的な方法については後日Webページでお知らせいたします。